タンパク質を摂取する20種類のアミノ酸 たんぱく質は多数のアミノ酸が結合した高分子化合物です。
人間のからだは約10万種類のたんぱく質からなります。 これらはわずか20種類のアミノ酸からつくられており、アミノ酸の種類や量、配列などによりちがいが生じます。
20種類のアミノ酸のうち、9種類は人間の体内で合成されないため、食品から摂取する必要があります。これを「必須アミノ酸」といいます。」
必須アミノ酸はまんべんなく摂取する アミノ酸からつくられるたんぱく質は、体内で筋肉や臓器などの構成部分、酵素やホルモンの材料になります。また、神経伝達物質の成分にもなり、脳の働きを活性化したり、免疫機能を高める働きもします。
必須アミノ酸はいずれかが不足すると、他の必須アミノ酸の働きも低下する性質があります。必須アミノ酸をバランスよく含んでいるものを「良質たんぱく質」といいます。 アミノ酸は、動物性たんぱく質、植物性たんぱく質などさまざまな食材から摂ることが大切です。
アミノ酸の発見はアスパラガスから 1806年フランスでアスパラガスの芽からアミノ酸がはじめて発見され、アスパラギンと名づけられました。以降、尿結石からシステイン、ゼラチンからグリシン、筋肉や羊毛からロイシンが見つかり、1935年までにタンパク質を構成するすべてのアミノ酸が発見されました。
いずれにしても生命の源はアミノ酸だと言われています アミノ酸は私たちの生命そのものを生み出す、重要な物質なのです。肌にハリをもたせる美容成分として知られるコラーゲンも、実はさまざまなアミノ酸からできています。
肌のカサつき、くすみなどのトラブルの多くはアミノ酸不足と大きく関係があります。アトピー性皮膚炎や花粉症の人の角質層も健康な人に比べるとアミノ酸が不足しています。 火傷の治療の際にアミノ酸を混ぜた軟膏を使ったところケロイド状にならずに元の状態に戻った症例も報告されています。
フィットネスの世界で「脂肪が燃えやすい体 をつくるために、今、注目を集めているのがアミノ酸です。脂肪の燃焼工場である筋肉が増えることによって、基礎代謝が高まり、消費エネルギーが増え、太りにくい体がつくられるのです。アミノ酸を摂取することにより効率のよい運動、つまりいつもより長時間、負荷の高い運動が可能になり、その結果、脂肪燃焼をサポートしてくれるのです。最近では、ファッションモデルなど体系維持のためにアミノ酸を利用する人たちも急増し、その効果が期待されています。 |
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